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映画バービーに批判殺到!原爆コラを肯定。ポリコレよりも酷いと話題

映画バービーに批判殺到!原爆コラを肯定。ポリコレよりも酷いと話題

映画『バービー』と『オッペンハイマー』のファンアートに対するワーナー・ブラザーズの対応が物議を醸しました。

原爆の父と謳われるロバート・オッペンハイマーの伝記映画『オッペンハイマー』と『バービー』を掛け合わせた「Bubenheimer(バーベンハイマー)」というミーム(面白画像が拡散される現象)に好意的な反応を示したからです。

さすがの日本人もキレた。公式が原爆コラを支持

さすがの日本人もキレた。公式が原爆コラを支持

映画『バービー』の配給会社であるワーナー・ブラザーズは、『オッペンハイマー』と『バービー』を掛け合わせた、「Bubenheimer(バーベンハイマー)」というミームに好意的な反応を示しました。これに対し、国内外で以下のような騒動に発展しました。

今回の「Bubenheimer(バーベンハイマー)騒動」の論点

  1. 映画の公式アカウントが、ファンのおふざけに悪ノリ
  2. 欧米人は、原爆ネタをいじることが、日本人の心情を傷つける行為になると理解していない
  3. アメリカ人は先の大戦の原爆投下を反省していないどころか、面白がっている
  4. 日本人が9.11を引き合いに出すも、それすらジョークとしてすでに楽しんでいた
  5. ポリコレには注意を払う一方、人種差別には無頓着なアメリカ人
  6. 米ワーナーはメディアの取材に答えたのみで、日本への正式な謝罪をしていない

It’s going to be a summer to remember (忘れられない夏になる)

「Bubenheimer」のミームには原爆投下シーンと思われるキノコ雲が描かれた画像がたくさんありますが、その一つに対してワーナー・ブラザーズの公式アカウントが「It’s going to be a summer to remember (忘れられない夏になる)」と反応しました。

Twitter(現X)でこのやり取りを見つけた多くの日本人は激怒しました。被ばく者3世である女性が「#NoBubenheimer」というタグを作ると、たちまち拡散されました。

キノコ雲を背景に微笑むバービーのコラ

Bubenheimer(バーベンハイマー)」というミーム(面白画像が拡散される現象)にはどのような画像があったのか、その一部を紹介します。

キノコ雲を背景に微笑むバービーのコラ

オッペンハイマーに担がれ、キノコ雲の一部と思われる爆発を背景に微笑むバービーコラ画像

これを見た日本人がどう思うか知らしめるために、「被爆バービー」のコラもすぐさま作られたようです。(最初の制作者は不明)

被ばくバービー

キノコ雲のヘアスタイルをしたバービー

バービーの髪の毛とキノコ雲を合成させた画像に対し、公式サイドは「This Ken is a stylist(ケンがスタイリストです)」と反応しました。

キノコ雲のヘアスタイルをしたバービー

その他、原爆投下をイメージしたグッズの数々

上の2つ以外にも、原爆投下を連想させるキノコ雲がモチーフのコラ画像がたくさん投稿されています。そして、それらの画像をグッズにしたサイトまであるようです。

また、映画『バービー』の公式サイトに批判の声を上げる日本人に対して、執拗にグッズサイトの宣言を貼り付ける、嫌がらせまがいのアカウントも存在します。

Bubenheimerのオリジナルグッズを宣伝するアカウント

バーベンハイマーとは?コラボは非公式?

オッペンハイマーとは?コラボは非公式?

非常に紛らわしいですが、映画『バービー』は「Bubenheimer」のミームとは本来無関係です。同日に公開されヒットしていることを受け、「バービー」と「オッペンハイマー」を合体させて作られたのがBubenheimerという造語です。

映画のファンが独自で始めたことであり、グッズやコラ画像は公式が許可を出したものではありません。

しかし今回問題になった理由は、原爆投下という日本人にとって悲しい歴史を連想するものに対し、「忘れられない夏になる」と面白おかしく反応した点にあります。

ワーナーブラザースジャパンが声明発表、米映画関係者も反応

ワーナーブラザースジャパンが声明発表、米映画関係者も反応

日本の配給元であるワーナーブラザースジャパン合同会社は、今回のミーム騒動についてすぐさま反応しました。

(一部抜粋)アメリカ本社の公式アカウントの配慮に欠けた反応は、極めて遺憾なものと考えており、この事態を重く受け止め、アメリカ本社に然るべき対応を求めています。

すみやかな対応を評価する声のある一方、文字による投稿や謝罪がないことを問題視する声もありました。画像では翻訳機能により自動翻訳できないので、日本人にしか読むことができないからです。

アメリカで映画プロデューサーとして活躍するJeff Katz(ジェフ・カッツ)さんが、ワーナーブラザースジャパン合同会社の投稿を引用する形で、今回の件とは無関係ながら「謝罪」しました。

ジェフ・カッツさんは日本のプロレスの大ファンで、日本語も勉強しています。「ヴァチカンのエクソシストに関った際、日本でも多くのファンアートが作られ非常に喜んでいたそうです。

そんな中、今回は日本人の心境に考慮しないファンアートが拡散され、日本好きの一人として心を傷めたと思われます。

映画バービーはどんな作品?評判は?

映画バービーはどんな作品?評判は?

筆者をはじめ、映画『バービー』の公開を楽しみにしていた日本人も多いでしょう。SNSでは「今回のことがなければ観に行ったのに」と残念がる声も聞かれます。

映画『バービー』の内容ですが、公式では「バービーランドで楽しく暮らしていたバービーが突然「人間化」し始め、原因を探るために実際に人間界に旅に出るストーリー」と説明されています。

youtu.be

予告映像にはぽっちゃりした女性や、アジア人のケンも登場しますが、主役二人は美形の白人だし、思ったよりポリコレ汚染は酷くないものと思われていました。

しかし先行公開されたアメリカでの評判を見ると、ポリコレやフェミニズム要素(男性叩き)が強い様子です。

白人の中に潜む、アジア人差別の真実

今回の原爆ミーム騒動で、筆者は欧米人の中に流れる加虐の精神を改めて感じるに至りました。

大東亜戦争の空襲で使用されたB-29の爆弾には、「我々は忘れない。何度も何度も何度もお前ら(日本の女性や子供)に思い出させてやる」というメッセージが刻まれていたといいます。

出撃の命を受けた機のパイロットが、他機の搭乗員の集合を待ちかまえている写真。鈴木重吉

兵士を狙ったパール・ハーバーの攻撃への反撃としては、アメリカのやった都市空襲・原爆投下は行き過ぎにもほどがあります

今回の件に対し脳みそがアメリカナイズされた自称「中立」の人たちは、「日本も悪いことをしたので、どっともどっち」などという人がいますが、彼らの歴史認識は間違っています。

パール・ハーバーは軍人が軍人を狙った戦争行為ですが、空襲や原爆は一般人を狙った国際ルールに背く行為で、ジェノサイドです。

アジア人は人ではない?原爆は社会実験だった

アジア人は人ではない?原爆は社会実験だった

GHQの戦後教育によって、すっかり歴史認識を歪められてしまった日本人ですが、未だに「戦争を終わらせるために原爆投下は必要だった」と考える人たちがいます。戦勝国と同じことを述べる日本人が未だにいることは、日本国民として悲しく、また恥ずかしく思います。

原爆投下は、「戦争を終わらせるため」に行われたものではありません。日本人殺しを楽しむために行われた残虐行為であり、「原爆を都市に落としたらどうなるか」という社会実験だったのです。

彼らが空襲と原爆投下を行ったのは、日本人を人と思っていないからこその行いです。下等な民族と認識していた日本人が意外にも強く、パール・ハーバーの攻撃など行ったものですから、彼らは面子を潰されて頭にきたのです。

アメリカ人にはもともと、日本に対して根深い差別意識を持っています。そもそも、日米戦争の始まりはアメリカ側の一方的な経済封鎖が原因で、その根底にあるのが日本人差別なのです。

昨今はアニメなどの影響で日本に関心を示す欧米人が増えていますが、そんな彼らも心根ではアジア人を見下している「事実」を忘れてはいけません大東亜戦争や原爆投下に対する歴史認識を彼らが改めることは絶対にないのですから。

アメリカには、人の死を楽しむ文化がある?

今回のバービーのミーム騒動に対し、少なくない日本人が「日本人が9.11をバカにしたら、あなたたちは嫌でしょう?!」と声を挙げていました。

しかしそれに対し、「日本人が報復で9.11のコラを作っても見当違いな発想だ。なぜなら我々はすでに9.11のジョークが好きだから」という衝撃の投稿を目にしました。

自国の国民の死までバカにして楽しむ文化があるなんて…。もう声も出ません。アメリカ人に日本人の心の痛みを客観的に知れと言っても無駄なのでしょう。また、「日本人が怒っているのを見るのが楽しい」という投稿も目にしました。

ワーナージャパンに続き、本社もついに謝罪か?

ワーナージャパンに続き、本社もついに謝罪か?

今回の原爆ミーム騒動を受け、ワーナーブラザーズジャパン合同会社アメリカに然るべき対応を求める声明を発表していましたが、ついに米ワーナー本社が謝罪したと報じる記事があります。

news.yahoo.co.jp

The Warner Bros. Film Group sent us the following statement: “Warner Brothers regrets its recent insensitive social media engagement. The studio offers a sincere apology.”

(訳)ワーナー・ブラザーズは、最近のソーシャルメディアにおける無神経な行為に遺憾の意を表します。(Deadlineより一部抜粋)

しかしこれはメディアの取材に対する受け答えであって、正式な謝罪ではありません

先日行われたジャパンプレミアの際も、監督のグレタ・ガーウィグ氏は今回の騒動について一言も言及しませんでした

制作陣は今回のセンシティブな騒動において、まったく心を傷めていない様子です。正式な謝罪をしないことからも、悪かったとすら思っていない可能性もあります。

もしかすると、原爆コラを作った米国のファンたちには、「宣伝を行ってくれてありがとう」とさえ思っているかもしれません

余談ですが、LGBT理解増進法制定について内政干渉したことで知られるラーム・エマニュエル駐日米国大使は、原爆ミームについて触れるどころか「バービーは全ての女性の代表であり、全ての女性がバービーそのものです」などと意味不明なことを言っています。

まとめ

今回は、映画『バービー』と『オッペンハイマー』のファンアートに対するワーナー・ブラザーズの対応が物議を醸したことをお伝えしました。

この「Bubenheimer(バーベンハイマー)騒動」には多くの日本人が怒りの声を上げた中、制作サイドと米配給会社は正式謝罪をしていません。原爆に対する日米の認識の違いが浮き彫りになりました。

Twitter(現X)で見られる米国人の反応を見るに、彼らの日本人に対する差別意識は戦前から変わっていないことを思い知らされます。

ポリコレには一生懸命になるアメリですが、この原爆ミームこそセンシティブに捉えて欲しかったと感じます。

追記

「広島・長崎を忘れない 市民有志」がChange.orgにて署名ページを立ち上げました。丸1日で2000人以上の署名が集まった様子です。是非署名をして、国民の意思を示して下さい。

www.change.org